このページではDealingFXのPDFから、実践編(P108~184)の中身と読んでみた感想について書いていこうと思います。
なお、今回の内容は知識編の続きとなります。
DealingFXの実践編の中身と感想
ラインのケースバイケース(P108~118)
この項目では「ラインのケースバイケース」ということで、基本編の最後で解説されていたラインの引き方に沿って、10個のチャートパターンでラインの引き方が解説されています。
ただしこれは覚えるというよりは、塚田さんがどのようなところに注目してラインを引いているのか?その感覚を掴むための解説になっています。
ラインというのは、他人が引いたパターンを見て覚えるよりも、自分で何度も引いて、自分なりにやり方を身に付ける必要がありますので、ぜひそういった感覚で確認してほしい部分です。
トレードのケースバイケース(P119~155)
今度は「トレードのケースバイケース」ということで、ルール編で解説されているエントリールールに沿って、35個のチャートパターンで行ったトレード解説がされています。
ただし、ここでは上位時間足のトレンド確認は、すでに済んでいる前提になっています。
また、全てがエントリーした場面ではなく、方向感が無い場合にはトレードを見送っている場面もあります。
トレードのパターンもラインと一緒で、他人が行ったトレードを覚えるよりも、自分で検証を行って身に付けていく必要がありますので、ここも覚えるというよりは、塚田さんの視点を参考にする感覚で確認してほしい部分になります。
スイングトレード(P156~169)
「スイングトレード」で解説されている手法は、週足・日足で行う手法と、日足のみで行う手法の2つが解説されており、いずれもローソク足に注目して行うのが特徴的です。
また、日足の代わりに4時間足でも可能のようです。
トレードルールとしては非常にシンプルで、もちろんスイングなので、ずっとチャートに張り付く必要はなく、イフダンOCOで取引が可能になっています。
スイングトレードのケースバイケース(P170~175)
今度は「スイングトレードのケースバイケース」ということで、先の「スイングトレード」で解説したルールに沿って、5個のチャートパターンで行ったトレードが解説されています。
Dealing FXのスイング手法は、確かにトレードルールとしては非常に参考になりますが、解説されているパターンも少ないですし、動画ではトレード解説が無いので、あくまでも”おまけ”という位置づけで考えてほしいと思います。
なので、Dealing FXをスイング手法目当てで購入するというのはオススメしません。
デイトレ手法目当てで購入し、「慣れてきたらスイング手法も試してみようかな」という感覚のほうが良いと思いますよ。
トレードの応用について(P176~180)
この「トレードの応用について」という項目では、「Dealing FXの手法が絶対に正しいわけではない」ということで、自分に合ったやり方にカスタマイズしても構わないと伝えられています。
そして、特にスキャルピングを好む方が多いという事で、スキャルピングの注意点を中心に解説がされています。
個人的には、まずは徹底的にマネをすることが、ノウハウを身に付けるための最速の方法だと思っていますので、いきなり応用するのはあまりオススメしません。
トレードの教訓(P181・182)
この「トレードの教訓」という項目では、塚田さん自身が大事にしている教訓が25個紹介されています。
つまり「塚田のトレード教訓25ヶ条」のような感じなので、印刷して常に見えるところに貼っておくのが良いと思います。
ちなみに、この後には「サポートサイトへのアクセス方法」について1ページ、「最後に」の挨拶で1ページと続いており、Dealing FXの本編PDFは全184ページ(表紙含め185ページ)となっています。
【次の内容はこちらです】
⇒ トレンド初動を狙ったトレード(PDF)の中身と感想